
沖縄など熱帯・亜熱帯に自生している「月桃」は、古来より消臭、防菌、防虫などさまざまな効果が認められています。それらの効果を失わずに、従来の抽出方法では不可能と思われていた濃度の液状抽出が、株式会社ボロン研究所独自の技術によって可能となり、化粧品製造のカギとなるミセル化を可能にしました。
![]() |
| ||
ミセルとは「溶液中で、ある種の分子やイオンがつくる独特の集合状態」。一群の分子がお互いに引き合って寄り集まり、和菓子の「鹿の子」のようにボール状になっています。極めて高い浸透作用と移行作用を持ち、構成している分子やイオンを絶えず動かして、狭い部分にまで入り込んでいきます。非常に早く対象物に浸みこませることができ、移行作用によって有効成分を肌に届けた後で、ミセルが肌の汚れを抱きかかえ、引き離してくれます。 |
![]() 月桃は別名サンニンとも呼ばれ、亜熱帯に群生するショウガ科の植物です。沖縄では旧暦の12月8日に、月桃の葉で包んだ餅を蒸したムーチーを食べ、厄払いや健康を祈願します。また、葉には防虫、防菌、防カビの効果があり、種子は漢方薬として使われるなど、文化や風習のなかで欠かすことのできない植物です。
|
![]() |
![]() |
||
月桃 |
月桃の花 |
|||
![]() |
||||
▲「月桃」の抽出機 |
![]() |
|||||
株式会社ボロン研究所 所長 |
昭和17年 |
東京に生まれる |
|||
![]() |
